アースデイ湘南

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アースデイ湘南

湘南ならではのプログラム満載のアースデイが『アースデイ湘南』

日本では1990年から4月22日を中心に環境問題を考えるさまざまなイベントが各地で行なわれています。

湘南では2004年にアースデイ湘南を開催し2012年で9回目となります。

2004年~2006年は地元でアースデイを開催したいという吉田洋子さんの呼びかけでスタート。エコ商品の展示販売、コンサート、講演会、マリンスポーツ体験等のプログラムで開催されました。

2007年に琢磨啓子が実行委員長になり実行委員が大幅に交代。1月にハワイをスタートした古代遠洋航海カヌー『ホクレア号』の航海を紹介しつつ、砂浜で開催する運動会、『海の大運動会』をメインプログラムにして開催。

相模湾が目の前に広がり、江の島や烏帽子岩、遠くに富士山を望む湘南という恵まれた環境の中で、身近なところから環境への意識を高めていって欲しいという想いから企画した海の大運動会。

沢山の子供たちを中心にご家族連れで一日楽しめるアースデイとして、地元の方中心に毎年参加者が増え続けています。

 アースデイ湘南実行委員会
  実行委員長:琢磨啓子 会計:清田和子 広報:琢磨 仁
  スタッフ担当:佐竹祥子・岡村博之
  有賀正義 藤田仁子

  主催:アースデイ湘南実行員会
  後援(予定):神奈川県、藤沢市、tvk(テレビ神奈川)、藤沢市教育委員会、(社)藤沢市観光協会
         (財)かながわ海岸美化財団

アースデイ湘南への思い

アースデイ湘南 2012
 春休みWALOHA海の大運動会 福島県富岡町の家族と一緒に!!!

 昨年3月11日に起きた東日本大震災から私達の住む日本の自然環境ががらりと変わりました。今日本は地震、津波、夏には洪水、冬は大雪と自然の厳しさを突きつけられています。そしてもう一つ,今でも解決の出来ない原発の放射能は見えない恐怖となって未来への不安材料となっています。
真剣に生と死という生命の大切さを根底にして環境のことを考え行動していれば放射能は防げたと思えてなりません。42年前に始まったアースデイの本当の意味が今問われているように思えます。
 アースデイ湘南は2007年から毎年海の大運動会を通して、自然とのつながり人のつながりを肌で感じながら環境のことを考え行動を起こすきっかけ作りをしてきました。
WALOHAという言葉も、意味を説明しながら環境に対する人としてのあり方を伝えてきました。
昨年はWALOHAの意味を実感できる1年でした。優しさ、調和、思いやり、謙虚さ、忍耐+和の心。それは被災地に行くたびに感じた東北の方々が持っている心そのものだったからです。辛い環境を受け入れそれでも前を向いていく姿に幾度も心を打たれました。
人の痛みを分かり思い合える環境。
当たり前にある空気、水の大切さ森や海のありがたさ
私達を取り巻く自然に感謝する環境。
家族が共に暮らせることの幸せ。
このすべての環境が地球の豊かさに繋がるということ・・。
このことが分かる為にはこんなにも大きな痛みを伴わなければ分からなかったのか・・と反省しています。

 さて今年も海の大運動会を行うのですが、今年は春休みに福島県富岡町(原発10キロ圏内のため全町民1万6千人が避難)の家族を招き運動会を一緒に楽しもうと思います。縁あって富岡町の方々と出会い、応援をしながら職員の方とお話をしている中で、地震以来家族で共に過ごせる環境がなく、親子離ればなれになってしまっているので、家族で一緒に過ごし楽しめることをさせてあげたい・・。と聞き、運動会を一緒に楽しみましょう!という事になりました。
アースデイ湘南ではいつも運動会は無料で行っています。金銭的負担をかけないで家族で楽しめる環境を作る為に運営費は多くの方々の協力で成り立っています。今回も無料で行いたいので交通費など含めて予算としては90万円程かかりますが、この金額をなんとか多くの方の協力で出来ないかと思っています。
小さな金額でも多くの方の関わりが支えとなり、心のこもった運動会にしたいと考えています。このつながりがWALOHA!!!となって被災された皆様の心にあたたかな灯火となって命を繋いでいけると信じています。
人のぬくもりや温かさはどんなに悲惨な環境であっても生きる支えになると思います。それが希望に繋がっていくと・・・。
アースデイ湘南は今年もWALOHAを広めていきます。メッセージカードも引き続き届けていきます。
 是非ご協力よろしくお願いいたします。

                         実行委員長 琢磨啓子