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メッセージカードと封筒の製作

東日本大震災の後アースデイ湘南として何が出来るかを考えた時に誰もが参加出来る支援の方法として湘南らしいメッセージカードを贈ろうという事になりました。
早速スタッフが集まりカードと封筒作りがスタート。封を開けた時にパラパラッとこぼれてくるかわいい折り紙のバラも作りました。
最初は久々に合うスタッフ同士、賑やかにおしゃべりしながらでしたが次第に夢中になり時間の経つのも忘れてただただ作り続けました。
出来上がったカードにメッセージを書いていただき、封筒に詰めシールなどで飾って出来上がりになります。

色の付いた紙を貼り合わせて封筒を作ります。

子供達は早くもメッセージカードを作り始めました。

カードと封筒、メッセージカードポスト

封筒とカード、メッセージカードポスト完成

小さなバラの折り紙!慣れると簡単!

メッセージカードを届けます。

第1弾は藤沢市観光協会の方が仙台に届けてくれました。

皆様からお寄せいただいたカードを綺麗にパッケージング。富岡町の皆様へ届けました。

富岡町の皆様へメッセージカードを届けました。

2011年9月18日、郡山市のコンベンションセンター、ビッグパレットにある富岡町のボランティア支援センター「おだがいさまセンター」にメッセージカードを届けました。町ごと避難していてその避難先が分からなかったのですがたまたま郡山の友人から富岡町の役場ごとビッグパレットに避難していると聞き連絡を取ってメッセージカードを届ける事が出来ました。綺麗なパッケージに担当の方は大感激。アースデイ湘南の活動を色々お話ししている内にWALOHA 海の大運動会の話になりました。
ここでお話ししたことから今年のアースデイ湘南のプログラム「春休み WALOHA 海の大運動会〜福島の子供達を湘南へ!」に繋がったのです。

町民16000人が福島県内の仮設住宅や借り上げ住宅、親戚、知人宅に避難していて人々の結びつきが次第に遠くなってしまうのでおだがいさまセンターでは「みでやっぺ!」という町民情報誌を発行しています。毎月様々な情報を掲載して町の方が少しでも心の拠り所になるように企画されています。アースデイ湘南がお届けしたメッセージカードのことも翌月の「みでやっぺ!」で紹介していただきました。私達が届けたメッセージカードは全町民の方には届きませんでしたがこういう形で紹介していただけたことで湘南から応援しているよという思いは伝わったのではないでしょうか?

阪神淡路大震災の時に6ヶ月過ぎて次第に報道されなくなってくるともう自分たちのことは忘れ去られているのでは?とすごく寂しい気持ちになったと伺いました。
東日本大震災では地震や津波だけでなく原発事故による放射能汚染もあり復興のめどが全く見えてきません。
支援の形も時間の経過と共に変わってきます。物が必要な震災直後。時間の経過と共に心の支え必要になってきます。
悲しくなった時、辛くなった時、寂しくなった時、
いつでも開いて見る事が出来るメッセージカードはやさしく心を包んでくれるでしょう。

明るく元気いっぱいの湘南らしいメッセージカードが、被災地の方の心に灯る未来へ続く明るい光となることを願っています。
                         アースデイ湘南実行委員会